むだ毛

むだ毛はなぜ生えるの?

哺乳類の毛は皮膚の一部が変化したもので、鳥の羽根や魚のウロコと同じようなものだといわれます。体温を保ったり、紫外線や衝撃から肌を守ったり、あるいは感覚器官の補助的な役割を果たしているともいいます。人間は服を着るようになってしまったため、現在では毛の役割も必要のない部分が多くなってしまいました。
もともと毛にムダな毛と必要な毛の区別があるわけではありません。人間が勝手に区別しているだけです。とはいえ、生まれつき毛深い方や、ファッションを楽しみたい方、美肌にあこがれている方には、ムダ毛は深刻な問題ですね。

毛はホルモンの影響を受けるといわれます。発毛を促す毛母細胞や皮脂腺は男性ホルモンの影響を受けやすく、男性ホルモンの影響が強いと、体毛を硬く太くさせたり、肌を乾燥させたりするのだそうです。
この男性ホルモンは男性と比べればわずかですが、女性の体内でも分泌されています。女性のなかには、この男性ホルモンの影響を受けやすい方がいて、そうした女性は毛が濃くなりやすいといいます。

また、女性は更年期になると体毛が濃くなることがありますが、これは女性ホルモンが減り、毛母細胞が男性ホルモンの影響を受けやすくなったために起こるのだそうです。
ホルモンはストレスの影響を受けやすいともいわれます。強いストレスを受けると男性ホルモンが多く分泌され、毛が濃くなり、発毛周期も乱れやすくなるということです。

ホルモンの影響は体の部位ごとでも異なっています。女性の場合、ワキの毛やアンダーヘアは、とくに影響を受けやすい部位で、まゆ毛や手足の毛は影響を受けにくい部位だそうです。
ただし、これにも個人差があって、ワキや眉毛は薄いのに、腕や足のムダ毛が気になる方や、胸や背中のムダ毛が気になる方もいます。

いずれにせよ発毛は個人差が大きいので、少しばかり毛深いからといって、自分は男性ホルモンが多いんだと勝手に劣等感を抱かないように。自分は毛深いと思っている方は案外と多いものです。ストレスが増えるだけ損ですよ。